LINEクリエイターズ着せ替えの簡単な作り方も49個中31個終了。
今回は、『メニューボタン画像(友だちON)』の制作方法を紹介します。
前回は『メニューボタン画像(友だちOFF)』を制作しましたが、本来は『メニューボタン画像(友だちON)』から制作したほうがわかりやすいです。
というのも、『メニューボタン画像(友だちOFF)』は『メニューボタン画像(友だちON)』の色を暗くしただけのイラスト(注)なので、先にONのほうを作って、それを暗くしてOFFを作りましたからね。
注)あくまで私がそうしただけであり、OFF画像はON画像を暗くしたものと決まっているわけではありませんし、それで審査に通るかも現時点では不明です。
ファイル名がOFFが『01.png』でONが『02.png』なので、先にOFFを紹介しただけです。
同じイラストで明るさの違いだけでONとOFFの区別をしようと思っている人は、ONを先に作ってください。
イラストは、クリエイターズスタンプで販売中の『3Dサムライ』を使います。
では、『メニューボタン画像(友だちON)』の制作ガイドラインです。
- iOS用
- 横128px × 縦150px
ファイル名『i_02.png』 - Android用
- 横128px × 縦112px
ファイル名『a_02.png』 - 共通のガイドライン
- イラストの周りに10px程度以上の余白(透明部分)が必要
メニューボタン画像の制作ガイドラインはすべて共通です。
iOS用とAndroid用で縦横比が異なる点に注意してください。
あとは、ON(選択時)とOFF(未選択時)の区別がはっきりつくことも重要です。
私が制作した画像はこちら。
Android用 | iOS用 |
---|---|
![]() |
![]() |
a_02.png | i_02.png |
128×112 | 128×150 |
もちろん、解像度は72dpi以上、カラーモードはRGB、背景透過のPNG形式、ファイルサイズは1MB以下で制作です。
前回制作したOFFの画像を明るくしただけのイラストです(実際の手順では、こっちを先に作り、暗くしたイラストをOFF画像にしました)。
アプリ上では、メニューボタンで『友だち』のボタンを選択すると、この『メニューボタン画像(友だちON)』が表示され、他のメニューはすべてOFF画像になり、いま『友だち』を選択しているということがわかるようになります。
友だちメニューなのでキャラクターを複数登場させるのもいいと思いますが、縦横比の違いにより余白の管理が難しいので、その点は注意して制作してください。
メニューボタン画像は、ONとOFFの区別に加えて、何のメニューなのかも区別できるようにしなければいけないので、ここがけっこう難しいですね。
文字だけの画像が禁止されているので、世界中の誰が見てもなんとなくわかるようにイラストだけで表現しなければならず、工夫が必要です。
※文字だけの画像は禁止されていますが、イラストに文字を添えることについてはあいまいなので、一応ここでは安全策ということでイラストだけで表現することにします。もしかしたら文字を添えて区別することも可能かもしれません。
私の場合は、挨拶しているようなイラストにして、友だちメニューであることを表現しましたが、いろんな表現方法があると思いますので工夫してみてください。
Android用とiOS用は、指定サイズの背景に同じイラストを同じサイズで配置しただけです。
Android用に合わせて制作したので、iOS用は余白が多すぎるという理由でリジェクトされる可能性もなくはないです。
審査が始まらないとなんともいえないですが、可能ならばサイズの調整などで余白もいい具合にしたほうがいいかもしれませんね。
ガイドラインでは『上下左右のバランスを考慮のうえデザインしてください。』としか書いてないので、なんとも判断しがたいですが、私はメニューボタン画像についてはすべて同じ手法で制作したいと思います。
今回も2個同時に作成しましたので、49個中残り16個になりましたよ!
次回は、『メニューボタン画像(トークOFF)』の制作に進みます。
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※ここで紹介している作成例は、あくまでひとつの例です。このとおりに制作しても審査で承認される保証はありません(まして売れる保証はありません)のでご了承ください。